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<ペッパー>被災地で人材育成応援 30台貸与

石巻の高校生と大学生が地域活性化に活用するペッパー(右)

 宮城県石巻市の石巻専修大とソフトバンクグループは6日、大学生と地元の高校生が人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用し、地域活性化に取り組む連携プロジェクトを新年度に始めると発表した。実践的なプログラミングを学び、地域の人材育成を目指す。
 同グループは新年度の社会貢献プログラム「ソーシャルチャレンジ」の一環として協力。ペッパー30台をプロジェクトに参加する同大と石巻工高、石巻商高、石巻桜坂高に3年間貸し出す。
 約50人の学生と生徒は「東日本大震災の伝承」「『まちの防災』を考えよう」など五つのプロジェクトに分かれ、ペッパーの動作や言葉などを決めるプログラミングを学ぶ。ペッパーが外国人観光客に多言語で震災当時の様子や復興の歩みを紹介したり、小中学生に防災教育を伝えたりするコンテンツを開発する。
 同大であった説明会で尾池守学長は「人材育成と地域活性化が大きな目的。高校生と大学生の発想に期待したい」と強調した。同グループの池田昌人CSRグループマネージャーは「ペッパーが人と人とのコミュニケーションをサポートし、街を明るくするきっかけにしてほしい」と話した。
 同大は昨年4月から地元の高校と企業と共に地域活性化などに取り組む「高大産連携プロジェクト」を展開。同グループのソーシャルチャレンジに応募し、連携が実現した。同グループは4月から全国28のNPO法人や自治体、学校などにペッパーを貸し出す。


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2017年03月07日火曜日


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