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<楽天>嶋調整遅れ3捕手競争白熱

正捕手の座を争う(右から)嶋、伊志嶺、細川、足立=6日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアム

 東北楽天の正捕手嶋基宏が右脚の故障で調整が遅れる中、足立祐一、伊志嶺忠、細川亨によるポジション争いが過熱している。古久保健二バッテリーコーチは「嶋は開幕には間に合うと思うが、万一の場合にも備えないといけない」と話し、オープン戦が残り10試合となる今月中旬ごろまで、3選手の競り合いを見極めるつもりだ。
 嶋に続く捕手として首脳陣の期待が最も高いのが2年目の足立。これまでの実戦14試合で最も多い6試合で先発マスクをかぶった。「大事なのはここから。自分のやるべきことをしっかりやって結果を出したい」と居残りで送球練習に励むなど、自慢の強肩に磨きをかけている。
 新人だった昨季、嶋が故障離脱した5月下旬から代役を務め、73試合に出場して打率2割2分7厘、1本塁打、14打点。古久保コーチは「2年目の今季は一本立ちし、レギュラーを奪い取ってほしい」と期待を寄せる。
 中堅捕手の伊志嶺は今季、対外試合5試合で先発出場し、5日のDeNAとのオープン戦では二塁への好送球で盗塁を刺すなど存在感を示した。だが、本人は「結果が出せていない。打撃でアピールしていかないと」と話す。現在12打数2安打と打率が1割台にとどまるだけに、打撃で本領発揮を狙う。
 今季ソフトバンクから加入したベテラン細川は2試合に先発出場。キャンプからブルペンなどで投手陣に積極的にアドバイスを送り、プレー以外でもチームに貢献している。古久保コーチは「居てくれると助かるし、捕手3人制なら間違いなくベンチに座ってもらう」と信頼する。
 シーズン中、ベンチ入りする捕手は2〜3人。嶋を含めた4人の中から1〜2人が2軍に振り落とされることになる。開幕まで残り約3週間。開幕正捕手の座と1軍生き残りを掛けた争いが正念場を迎える。(浦響子)


2017年03月07日火曜日


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