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<北ミサイル>秋田県「不測の事態あり得る」

 北朝鮮の弾道ミサイルが秋田県の男鹿半島沖に落下した6日、秋田、山形両県や男鹿市、漁業の関係者らは情報収集に追われた。北朝鮮のミサイルは昨年8月にも男鹿半島沖に落下しており、秋田県の佐竹敬久知事は「こうも続くと、不測の事態もあり得る」と語気を強めた。
 秋田県総合防災課によると、ミサイル落下の第1報は午前9時22分に消防庁からファクスで届いた。さらに落下地点が男鹿半島沖との連絡を受け、正午すぎに庁内連絡会議を開いた。
 秋田県男鹿市も被害の確認に当たった。市の防災担当者は「通常は事前の動きが報道されるのに、今回はいきなりだった」と困惑気味に話した。
 山形県は県内市町村と消防本部にファクスで注意を呼び掛けた。県危機管理課によると、県所有の実習船「鳥海丸」、調査船「最上丸」「月峯」に被害はない。
 両県漁協に所属する漁船の中には日本海に出漁中の船もあったが、近海で操業していたため、被害はなかった。秋田県漁協の担当者は「ミサイル落下地点と離れていて、ほっとした」と話した。
 政府と秋田県、男鹿市は17日、北朝鮮のミサイル落下を想定した国内初となる住民避難訓練を実施する。県の佐々木司危機管理監は「ミサイル落下が続くと県民が不安に思うのも当然。万が一に備え17日の訓練の場を生かしたい」と語った。


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2017年03月07日火曜日


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