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<原発避難>富岡町本庁舎 6年ぶり業務再開

業務を再開した本庁舎で職員に声を掛ける宮本町長(手前右)=福島県富岡町役場

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が帰還困難区域を除いて4月に解除される福島県富岡町は6日、町内の本庁舎でおよそ6年ぶりに役場業務を再開した。帰還開始に向けた準備を本格化させる。
 本庁舎勤務が再開されたのは総務、企画など6部署で、先行していた3部署を含め職員数は計80人。残る住民課などは今月末に業務を始める。
 これまで役場機能を置いていた郡山事務所(郡山市)は4月から支所に移行し、住民票発行など町外生活を送る住民を支援する。
 宮本皓一町長は訓示で「(本庁舎再開で)町民を迎える準備ができる。いよいよ4月の帰町開始が現実となり、町が新たなステージに前進する」と述べた。
 東日本大震災後に採用された職員にとっては初の町内勤務となる。総務課の堀本航生さん(29)は「ようやく本来の職場で仕事ができる。新たなスタートだ」。同課の白岩千代香さん(26)は「私たち職員が帰ることで、町民の皆さんも町に足を運びやすくなればいい」と期待した。


2017年03月07日火曜日


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