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<震災6年>身元不明の遺骨 七回忌法要

震災で犠牲になった身元不明者の冥福を祈って手を合わせる関係者

 東日本大震災の犠牲者とみられる身元不明の遺骨が安置されている宮城県石巻市南境の石巻第2霊園で7日、市内の住職らが七回忌を前に慰霊法要を営んだ。
 市内17カ寺でつくる石巻仏教会と、石巻市と同県女川町をエリアとする曹洞宗県第13教区の共催。住職や市職員、葬儀会社の関係者ら約40人が出席し、納骨堂の前で読経と焼香をして犠牲者の冥福を祈った。
 市によると、身元不明の遺骨は33柱あり、骨箱に収めて安置している。昨年4月、近くの石巻霊園のコンテナ仮安置所から現在の納骨堂に移された。県警が身元確認作業を進めており、昨年は1柱の身元が判明して家族に引き渡された。
 石巻仏教会の北村泰秀幹事長(69)は「当時、海に流された人もいる中、遺骨が見つかっても身元が分からないで6年がたった現実がある。慰霊することがわれわれのせめてもの務めだ」と語った。


2017年03月08日水曜日


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