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<区画整理>住宅補助に批判「被災者、不公平」

 岩手県大槌町議会3月定例会の一般質問で7日、町が新年度に新設する土地区画整理事業地での住宅建設に100万円を補助する制度が取り上げられた。
 東日本大震災で被災し、区画整理を進める中心部の「町方」区域では多数の空き地が出る見通し。町は関連費2億円を新年度当初予算案に盛り込んだが、議員からは「区域外の被災者にとって不公平」などと批判が強まっている。
 ある議員は「町民は納得できず、行政への不信感が強まる。補助金の差で町が二つに割れてしまう恐れがある」とただした。
 別の議員は、町が未利用地のマッチングを図るため同時に始める「空き地バンク」に言及。町方区域の地権者70人が土地の売却や賃貸を望んでいるとの事前の調査結果に「土地が狭かったり、形状が悪いなどの理由があるのではないか」と述べ、実効性を高める制度設計を求めた。
 不公平との指摘に平野公三町長は「補助制度は空き地解消や市街地形成のために新設する。被災者の住宅再建支援とは政策目的が異なる」と理解を求めた。


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2017年03月08日水曜日


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