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<原発避難>飯舘「戻りたい」33.5%

福島県飯舘村長泥地区の前のゲート=2016年8月15日

 復興庁は7日、東京電力福島第1原発事故で被災した福島県飯舘村、楢葉町の住民意向調査を公表した。帰還困難区域を除いて今月31日に避難指示が解除される飯舘村では「戻りたい」との回答が33.5%となり、2015年12月の前回調査より0.7ポイントの微増となった。
 飯舘村で「戻りたい」と回答した住民のうち、帰還時期については「すぐに」が42.5%で最多。「3年以内」は35.2%、「5年以内」は7.7%だった。
 「戻りたい」以外では、「まだ判断がつかない」が前回比4.3ポイント減の19.7%、「戻らない」が0.5ポイント減の30.8%となった。
 楢葉町の避難指示は15年9月に解除された。意向調査で「戻った」は17.8%で16年1月の前回調査より10.2ポイント増えた。「早期に戻る」は11.5%、「条件が整えば戻る」は23.9%、「戻らない」は25.2%だった。
 「判断できない」(19.8%)とした回答者の理由(複数回答)は、「医療施設の充実度」が60.9%、「原発の安全性」が56.2%、「治安状況」が52.8%となった。
 調査は今年1月、復興庁が県、町、村と共同で実施した。対象は飯舘村2844世帯(回答率44.7%)、楢葉町3567世帯(53.7%)。


2017年03月08日水曜日


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