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<おんぶ政務官>長靴業界発言で引責辞任

務台俊介内閣府政務官

 務台俊介内閣府政務官(60)は9日夜、岩手県の台風被害の被災地視察を巡り「長靴業界はだいぶもうかった」と発言した責任を取り辞任した。松本純防災担当相に辞表を提出し、受理された。政府は10日午前の閣議で辞任を決定する。安倍政権への打撃になるのは必至だ。後任には長坂康正衆院議員(59)=当選2回、愛知9区=を充てる方向で調整に入った。
 野党が問題発言だとして任命責任を追及する構えを強めたことから、打撃を最小限にとどめるため、早期収拾を図った形だ。事実上の更迭とみられる。
 2012年12月に第2次安倍内閣が発足してから、政務官の辞任は13年2月の徳田毅国土交通・復興政務官以来で2人目になる。閣僚では15年2月の西川公也農相や、金銭授受問題を受けた16年1月の甘利明経済再生担当相らの例がある。
 務台氏は昨年9月、台風被害に遭った岩手県視察で長靴を持参せず、職員に背負われて水たまりを渡り、批判を受けた。今月8日夜に東京都内で開いた自身の政治資金パーティーあいさつで当時の対応に言及。「その後、政府が持つ長靴がえらい整備されたと聞いている」と前置きした上で問題の発言に及んだ。


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2017年03月10日金曜日


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