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<震災6年>家族に思い寄せ 宮城で集中捜索

レーキで砂浜をかき出し、行方不明者の手掛かりを捜す警察官ら=10日午前10時10分ごろ、仙台市宮城野区蒲生

 宮城県警は10日、気仙沼市から宮城県山元町までの沿岸部8カ所で、東日本大震災の行方不明者の集中捜索を実施した。警察官169人が参加。気仙沼ではボランティアとともに行方不明者の手掛かりを捜した。
 仙台市宮城野区蒲生地区の捜索には、仙台東署員と県警察学校の生徒ら計41人が参加。強い浜風が吹く中、横一列になり、レーキや素手で砂浜を丁寧に調べた。
 県警察学校初任科の橋本力さん(24)は「警察官が捜索活動で活躍する姿に憧れた。警察官にしかできない仕事をしたい」と話した。
 現場を視察した県警の中尾克彦本部長は「防潮堤などの工事で捜索環境は変わってきたが、家族の心情に寄り添い、今後も捜索を継続していく」と述べた。
 宮城県内の行方不明者数は9日現在、1231人。延べ約14万6500人の警察官がこれまで捜索に参加した。


2017年03月10日金曜日


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