宮城のニュース

<楽天>岸4回3失点 制球の精度向上課題

4回5安打3失点だった東北楽天の先発岸

 4回5安打3失点は「微妙な結果」と岸孝之本人が振り返った通り、何とも中途半端な数字。それでも2回5安打3失点だった2日の対外試合初登板に比べ、内容は納得できたという。「打者と対戦する感覚がつかめただけでもよかった。この時期にすごく調子がいいというのは、数えるくらいしかないから」。過去10季で通算103勝したキャリアを感じさせる口ぶりで、順調な仕上がりを強調した。
 直球と変化球を駆使した緩急という持ち味の一端は、三者凡退で切り抜けた一回から見せた。「制球面では直球がよかったし、変化球もそれなりだった。四球も出さずに終えた」と及第点の自己評価だった。
 ただ二回に長短3安打を浴びて2失点した形は反省材料で「甘く入った勝負球があった」。制球の精度向上を今後の課題とし「ボール球でいい場面をしっかりボールにしたり、きっちり内角を突いたりできるようにしたい」と考える。
 東日本大震災被災地の仙台市出身。31日の開幕戦には古里への思いも胸に臨む。「3月11日を過ぎた後の開幕戦だが、自分が投げる姿を見て喜んでくれる人がいるなら、その人たちのために投げたい。開幕戦へ向け状態を上げていく」。被災地を背負う球団の一員という自覚を隠さなかった。(金野正之)


2017年03月10日金曜日


先頭に戻る