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<福島第1>3号機燃料取り出し難航

 東京電力福島第1原発では、炉心溶融(メルトダウン)した1〜3号機に1500体の使用済み核燃料が残ったままだ。最も早い取り出し開始を予定していた3号機は、高い放射線量に阻まれて準備作業が難航。計画で2017年度としていた開始時期は18年度半ばに先送りとなった。
 3号機はがれき撤去の完了後、作業フロアの除染を進めてきたが、線量が思うように下がらなかった。放射線を遮蔽(しゃへい)する鉄板を敷くなどの対策に迫られ、工程に遅れが生じた。
 16年12月に始まった取り出し用カバーの設置工事は、完了までに1年以上かかるとみられている。
 1、2号機は20年度中の取り出し開始を目指す。1号機は建屋カバーを昨年11月に外し、がれき撤去に向けてフロア上の調査を進めている。
 水素爆発しなかった2号機は、壁に穴を開け、取り出し装置などを搬入するための作業台の設置工事が行われている。

写真は東京電力、国際廃炉研究開発機構、東芝提供
写真は東京電力、国際廃炉研究開発機構、東芝提供

2017年03月10日金曜日


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