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福島復興後押し レーシングチームが本拠地移転

「FUKUSHIMA」と印字されたレーシングカー=福島県庁前

 国内最大級の自動車レース「スーパーGTシリーズ」のGT300クラスに参戦する「TEAM TAISAN SARD」(チーム・タイサン・サード)が9日、本拠地を千葉県佐倉市から福島県内に移すと発表した。東京電力福島第1原発事故からの福島復興を後押しする。GT300クラスのチームが東北に本拠地を置くのは初めてという。
 タイサンはスーパーGTシリーズ(旧全日本GT選手権)で過去8度優勝。フランスの耐久レースのルマン24時間にも6度参戦して全て完走している。チーム監督は最高峰のF1などで活躍した野田英樹氏。
 今夏までに車両のメンテナンスや研究開発用ガレージを県内に設ける方向で準備を進める。車名に「FUKUSHIMA」と加え、車両にもデザイン。イベント開催や部品開発で県内企業と連携し、復興を支える。
 県庁で記者会見した千葉泰常代表は「車に憧れる子どもたち、福島の方々と一緒に夢を積み重ねたい」と強調。ドライバーの山田真之亮(しんのすけ)選手は「福島を背負って戦う」と語った。
 スーパーGTシリーズは4月、岡山県で開幕。7月には宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催される。


2017年03月10日金曜日


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