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タイから集客へ 東北6市連携し売り込み

タイ最大の旅行博覧会に共同出展した東北の県庁所在地6市のブース=2月中旬、バンコク

 東北の県庁所在地6市が連携し、タイからの個人旅行の集客強化に乗り出している。本年度は現地のイベントやモニターツアーで需要を調査。新年度以降は、仙台市を玄関口とした広域的な東北周遊を軸とし、花や雪など多彩な魅力を6市で売り込んでいく。
 6市は2月中旬、首都バンコクで開かれたタイ最大の旅行博覧会に初めて共同出展した。旅行大手エイチ・アイ・エスのブースを使い、伊達武将隊などが来場者に東北をPRした。仙台市や東北が舞台のテレビドラマ「Rock Letter」に出演した人気女優マーイさんも加わり、7月の現地放送や東北観光の魅力をアピールした。
 博覧会では4月下旬の3泊4日のツアー3プランを販売。宿泊地の仙台市から山形、福島両市、青森、盛岡両市、秋田市などの3方面に日帰りで出掛けるルートを提案した。プランを練り上げるため今年1〜2月に行ったモデル旅行には、昨年11月にタイであった旅行フェアで呼び掛けた一般客や旅行代理店が参加した。
 仙台市によると、博覧会会場のブースに置いたアンケート用紙100枚は、フェア開始から1時間でなくなる盛況ぶりだった。一方、個人旅行の場合でも、パックではなく、宿泊施設や割安な移動手段の予約といった部分的な手配を求めるニーズが予想以上に多かったという。
 北海道や九州など認知度の高い地域に対抗し、広域観光地としての東北を浸透させられるかどうかが鍵となる。
 仙台市の担当者は「6市という広域だからこそ多様な魅力をアピールできる。工夫を続け、タイのニーズをつかみたい」と話す。


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2017年03月10日金曜日


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