宮城のニュース

<震災6年>記憶の鐘 祈りずっと

モニュメント「荒浜記憶の鐘」の除幕後、人々が鐘を鳴らし手を合わせた=11日午前11時25分ごろ、仙台市若林区荒浜

 東日本大震災の発生から6年となった11日、宮城県内では人々が亡くなった人を思い、これまでの月日に思いをはせた。津波被害を受けた仙台市若林区荒浜地区では、犠牲者を鎮魂、追悼するモニュメント「荒浜記憶の鐘」が完成し、現地で除幕式があった。
 モニュメントは高さと幅が各4メートルで、深沼海岸近くに建てられた。御影石とステンレスを組み合わせて人が両手を広げた様子を表現し、青銅の鐘を付けた。近くの深沼橋の脇には、地域の歴史を伝える石碑も設けた。
 除幕式には元住民ら約130人が出席。奥山恵美子市長が「大災害の悲惨さを継承し、世界に伝えていく必要がある」とあいさつした。昨年3月に閉校した旧荒浜小に通った市七郷小4〜6年生の7人が市長らと除幕した。
 荒浜自治会長の山田昭男さん(86)=名取市=は「あっという間の6年だった。減災のために(震災を)後世に語り継いでいかなければならない」と語った。


2017年03月11日土曜日


先頭に戻る