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<楽天>今野1軍合流決定 支配下目指し奮闘

春季教育リーグのヤクルト戦で2回無失点と好投した東北楽天・今野

 東北楽天の育成選手、今野龍太が再び支配下登録を勝ち取ろうと奮闘している。7日の2軍戦で好投し、1軍合流が決まった宮城・岩出山高出の4年目。「いい結果を残さないと来季の契約はないかもしれない。勝負の年」と覚悟を口にする。2015年オフに手術した右膝半月板のけがを乗り越え、最速153キロの速球を武器に2季ぶりの1軍マウンドを目指す。
 7日のイースタン・リーグ春季教育リーグのヤクルト戦(さいたま市営浦和)で、胸のすくような快投を見せた。六回に2番手で登場、3連続見逃し三振に封じる。七回は4者連続となる三振を空振りで奪うと、後続も一ゴロ、三飛と圧倒した。
 24球を全て直球で勝負した。最速147キロの伸びのある球をテンポ良く投げ込んだ。「押せるところまで押して、タイミングを合わせられたら、変化球もと考えていた」が、タイミングを計る間も与えず、予定の投球回に達した。
 1、2年目に1軍登板を果たすなど順調な成長曲線を描いてきたが、けがで暗転。育成選手となった昨季は2軍でも公式戦の登板機会を得られなかった。悔しさをばねに、今年は春季キャンプで精力的に投げ込んだ。先発を含めてすでに4度の実戦を重ね、「けがする前の感覚がようやく戻ってきた。球速ももっと上がる」と手応えを語る。
 課題の変化球にも光明を得ている。キャンプ中に、新任の山口哲治投手コーチから握りを教わったチェンジアップ。「(習得に苦しんだ)フォークボールより実戦で使えそうな感じはしている。決め球やカウントを稼ぐ球にしていきたい」と意気込む。
 与田剛投手コーチは「1軍で見てみたい。育成から支配下選手に上げるかどうかを含めて検討することになる」と期待感を語った。(佐藤理史)


2017年03月11日土曜日


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