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<WBC>松井裕3Kデビュー

7回、4番手で登板し3連続空振り三振を奪った松井裕

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は10日、B組の2試合が東京ドームで行われ、1位通過が決まっていた日本は中国に7−1で勝ち、3戦全勝とした。4大会目で初めて最初のステージを全勝で終えた。
 日本は一回に山田哲人(ヤクルト)の犠飛で先制。二回に小林誠司(巨人)が2ラン、三回には中田翔(日本ハム)が2ランを放った。先発した武田翔太(ソフトバンク)は3回1失点。その後は松井裕樹(東北楽天)ら5投手で無得点に抑えた。
 2次リーグE組は12日に東京ドームで開幕する。

 七回に4番手で登板した松井裕が1回を3者連続空振り三振に仕留め、WBCデビューを華々しく飾った。14球の力投を振り返り「投げたい気持ちが力みにつながったが、腕が触れて良かった」と額の汗を拭った。
 「三振は自分のスタイル。狙いにいく投球をする」。予告通りだった。先頭打者に投げた5球は全て高めで、程よく暴れた速球が威力を増す。カウント2−2からこの試合最速149キロの直球はストライクゾーンを外れたが、打者が思わず手を出してしまうほど球に勢いがあった。
 2015年の国際大会「プレミア12」の準決勝韓国戦で救援に失敗した東京ドームは雪辱の舞台でもあった。「リベンジしたい思いは強い」。派手に三振を奪ったが、これで悔しさが拭えたわけではない。「決勝戦のマウンドに上がるため、そこまでにちゃんと結果を出さないといけない」。チーム最年少の21歳、松井裕の世界一を目指す挑戦がやっと始まった。(剣持雄治)


2017年03月11日土曜日


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