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<震災6年>三陸後押し 出張カキ小屋開設

焼きたてのカキを味わう来場者

 三陸の冬の特産物を味わい、東日本大震災の復興支援につなげようと、盛岡市前潟のイオンモール盛岡に10日、1カ月限定の「出張カキ小屋」がオープンした。三陸直送の殻付きカキやホタテなどを炭火で焼く「浜焼き」を堪能できる。
 カキ小屋を出店したのは、震災後に石巻市でボランティア活動に携わった岡山市の飲食コンサルタント業岡本航平さん(46)。販路喪失や風評被害に苦しむカキ養殖業者から相談を受けたことをきっかけに、2012年にカキ小屋を始めた。
 支援の輪を広げるため期間を区切った仮設店舗の方式を採り、これまで岡山市や宇都宮市、北九州市など全国40カ所で開催。東北は今回が初出店となる。
 店舗はイオンモール盛岡の屋外駐車場に設けた大型テント。炭火焼き器があるテーブル20卓が並ぶ。カキは石巻産と岩手県山田町産で、毎日直送される。
 家族3人で訪れた盛岡市の主婦又川智美さん(32)は震災当時、宮古市で被災した。「宮古で味わった浜焼きが忘れられなかった。食べて復興を支えたい」と話した。
 営業は4月10日まで。期間中は無休で、午前11時〜午後9時。カキは1キロ(5〜6個)で1200円。岡本さんは「今後も全国で展開し、息の長い支援につなげたい」と話す。


2017年03月11日土曜日


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