福島のニュース

田中規制委員長「福島復興に思いはせて」

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は10日、東京電力福島第1原発事故から11日で6年となるのを前に原子力規制庁で職員約480人に訓示し、「福島の復興に思いをはせ、委員会発足の原点を一人一人が確認してほしい」と呼び掛けた。
 福島県内の被災自治体への住民帰還が進まない現状について「事故前と異なる放射線環境で暮らす不安など、さまざまな課題がある。住民にとって事故はまだ続いている。私たちの責任も広がりと重みを増している」と強調した。
 政府が事故後に定めた追加被ばく線量の基準に関しては「年間1ミリシーベルトという目標値と、現実に達成できる除染レベルに開きがあり、多くの人が疑問を感じている」と述べ、見直しを求める考えを示した。


2017年03月11日土曜日


先頭に戻る