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<震災6年>七ケ浜「初孫だよ」

追悼合唱する町民ミュージカルグループ「NaNa5931」のメンバー=2017年3月11日午後3時45分ごろ、宮城県七ケ浜町の七ケ浜国際村ホール

 東日本大震災から6年がたった11日、津波被害を受けた沿岸の宮城県内13市町で追悼式や慰霊祭が営まれた。県内では9500人以上が犠牲になり、七回忌を迎えてもなお1200人余が行方不明のまま。参列した遺族や友人は大切な亡き人に思いを寄せ、祈りをささげた。
 行方不明者を含め99人が犠牲となった七ケ浜町は七ケ浜国際村ホールで追悼式を行い、参列した遺族ら約500人が白いカーネーションを献花した。
 遺族を代表し、津波で妻留美子さん=当時(46)=を亡くした会社員赤間政市さん(55)があいさつ。昨年10月、美容師の次男正人さん(27)=福島市=に長女が生まれ初孫ができたことを報告し「生きていればおばあちゃんだね。天国から孫の顔が見えますか」と語り掛けた。
 向洋中2年の山本萌乃さん(14)は「6年前よりも明るい未来を築くため努力を惜しまない」と復興へ誓いの言葉を述べた。寺沢薫町長は式辞で「地域コミュニティーの再生などソフト面の復興にも取り組む」と語った。


2017年03月12日日曜日


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