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<震災6年>東松島 支えを実感

慰霊祭で献花する小野寺さん=2017年3月11日午後3時50分ごろ、宮城県東松島市の市民体育館

 東日本大震災から6年がたった11日、津波被害を受けた沿岸の宮城県内13市町で追悼式や慰霊祭が営まれた。県内では9500人以上が犠牲になり、七回忌を迎えてもなお1200人余が行方不明のまま。参列した遺族や友人は大切な亡き人に思いを寄せ、祈りをささげた。
 東松島市の慰霊祭は市民体育館で執り行われ、約700人が参列した。市内の犠牲者1134人の遺族を代表し、同市野蒜にあった自宅で同居していた両親を亡くした自営業小野寺秀俊さん(68)=松島町=が追悼の思いを語った。
 小野寺さんは、両親を助けられなかったことや避難所の友人らを十分支援できなかったことで「今も自責の念に駆られる」と心情を吐露。「震災はとてつもない試練だったが、多くの人に支えられ生かされていると実感した。一日一日を大事に生きたい」と話した。
 阿部秀保市長は「復興は道半ばだが、市と議会、市民が手を携え、強い意志と固い絆で着実に前に進んでいく」と式辞を述べた。


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2017年03月12日日曜日


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