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<震災6年>仙台 復興進んだ

祭壇前で献花し、手を合わせる参列者ら=2017年3月11日午後3時30分ごろ、仙台市若林区文化センター

 東日本大震災から6年がたった11日、津波被害を受けた沿岸の宮城県内13市町で追悼式や慰霊祭が営まれた。県内では9500人以上が犠牲になり、七回忌を迎えてもなお1200人余が行方不明のまま。参列した遺族や友人は大切な亡き人に思いを寄せ、祈りをささげた。
 仙台市若林区文化センターであった同市の追悼式には遺族ら約300人が参列した。
 父が津波の犠牲になった宮城野区の上岡田町内会副会長下山正夫さん(72)は「長いようで短い6年だった。一昨年の11月に防災集団移転先に自宅を再建し、自分たちの復興は終わった」と話した。
 奥山恵美子市長は「震災の経験を世界に、次の世代に伝えていくことは大きな責務。世界の防災文化の向上に貢献したい」と式辞を述べた。仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏や、南材木町小の児童による合唱もあった。
 震災では市民1002人が犠牲になった。市は6カ所に献花場を設け、計約5300人が花を手向けた。


2017年03月12日日曜日


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