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<震災6年>名取 経験伝える

犠牲者の冥福を祈り黙とうする参列者=2017年3月11日午後2時46分、名取市文化会館

 東日本大震災から6年がたった11日、津波被害を受けた沿岸の宮城県内13市町で追悼式や慰霊祭が営まれた。県内では9500人以上が犠牲になり、七回忌を迎えてもなお1200人余が行方不明のまま。参列した遺族や友人は大切な亡き人に思いを寄せ、祈りをささげた。
 市民900人以上が犠牲になった名取市は市文化会館で追悼式を開き、遺族ら約1100人が参列した。
 同市閖上地区で被災し、両親を亡くした格井直光さん(58)=仙台市太白区=が遺族を代表して「日和山に昭和三陸地震津波を伝える石碑があったのに、先人の教訓を生かせず悔しい。私たちの経験を新しい閖上に伝えたい」と述べた。
 山田司郎市長は「沿岸部ではまちの再生が目に見える形となってきた。被災者の生活再建に向け、全力で取り組む」と誓った。
 閖上出身の高橋仁県教育長は村井嘉浩知事の代理で出席し、涙ながらに追悼の辞を述べた。


2017年03月12日日曜日


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