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<震災6年>多賀城 市民一丸で

犠牲者を追悼する祭壇に献花する遺族=2017年3月11日午後3時10分ごろ、宮城県多賀城市の市文化センター

 東日本大震災から6年がたった11日、津波被害を受けた沿岸の宮城県内13市町で追悼式や慰霊祭が営まれた。県内では9500人以上が犠牲になり、七回忌を迎えてもなお1200人余が行方不明のまま。参列した遺族や友人は大切な亡き人に思いを寄せ、祈りをささげた。
 多賀城市は市文化センターで追悼式を行った。遺族をはじめ、橘慶一郎復興副大臣、今村文彦東北大災害科学国際研究所長ら約550人が出席した。
 妻早苗さん=当時(37)=を亡くした会社員川辺伸晃さん(43)は長男歩君(8)と参列。「式が始まる前に墓前で息子の成長を報告した。仕事と子育てで、普通の人生の倍も生きた気持ちだ」と話した。
 地元出身のバイオリニスト郷古廉さん(23)が追悼式のために演奏、録音した曲が流れる中、参列者は祭壇に献花。菊地健次郎市長は式辞で「尊い犠牲を片時も忘れず、市民一丸となって復興を成し遂げる」と述べた。


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2017年03月12日日曜日


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