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<震災6年>記憶の伝承 天に誓う

思い思いのメッセージを込めた風船が空に舞った=2017年3月11日、宮城県石巻市南浜町3丁目

 東日本大震災の記憶を伝承し、犠牲者を追悼する場になっている宮城県石巻市南浜町の「がんばろう!石巻」看板前で11日、風船600個を飛ばし、犠牲者にそれぞれの思いを届けた。
 参加者は午後2時46分に黙とう後、「3.11を忘れない」「会いたい」などのメッセージが書かれた風船を空に放った。
 キャンドルの点灯では、今生きる人と亡くなった人とのつながりをイメージし、輪が広がるよう明かりをともした。追悼花火も打ち上げられ、七回忌に合わせて7回に分けて計25発が夜空を彩った。
 愛知県豊橋市の大同大1年福井啓太さん(19)は高校時代に被災地支援に取り組んだ仲間2人と来訪。「この日は被災地で過ごしたかった。自分にできることを考えて行動に移したい」と話した。
 実行委員長で看板を設置した配管工事業黒沢健一さん(46)=石巻市=は「物理的な復興は進んでも立ち直れない人がいっぱいいる。同じ悲しみを繰り返さないため、震災の伝承活動を続けたい」と語った。


2017年03月12日日曜日


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