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<震災6年>心の中 ずっと忘れないよ

慰霊碑に献花をして手を合わせる出席者=2017年3月11日、宮城県石巻市新舘2丁目

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の上釜町内会は11日、上釜地区の公園に完成した慰霊碑の除幕式を行い、遺族ら約300人が献花して犠牲者の冥福を祈った。
 慰霊碑は津波をイメージし、波形の石を2枚重ねた。土盛りをした公園に設置し、慰霊碑の一番上の部分を津波の高さと同じ海抜4.8メートルに合わせた。
 除幕式で町内会の鈴木喜美男会長(74)は「惨禍を繰り返さないため、震災を後世に伝えたい」と述べた。遺族を代表して祖父母を亡くした釜小5年阿部充樹君(11)が「運動会や学芸会を頑張れるのは、心の中におじいちゃんとおばあちゃんがいて応援してくれているから。5年間しか一緒にいられなかったけれど、ありがとう。ずっと忘れないよ」と碑に語り掛けた。
 町内会によると、地区では201人が死亡。慰霊碑前の石碑には遺族から了解を得た161人の犠牲者の名前と年齢が刻まれた。


2017年03月12日日曜日


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