宮城のニュース

<震災6年>風船空へ 見守っていてね

亡くなった人への思いをハト形の風船に託した=2017年3月11日、宮城県名取市閖上

 宮城県名取市閖上地区で11日、閖上中遺族会による「追悼の集い」が行われ、参加者がメッセージを記したハト形の風船360個を空に飛ばした。
 遺族会のメンバーや住民ら約400人が参列。東日本大震災の津波で犠牲になった閖上中の生徒14人の名前を刻んだ慰霊碑に献花し、地震が起きた午後2時46分に黙とうした。
 遺族会代表の丹野祐子さん(48)は「閖上の景色は大きく変わったが、大切な人への思いは変わらない。子どもたちをはじめ、多くの命があったことを忘れないでいこう」と呼び掛け、副代表の桜井謙二さん(42)は「当たり前の生活が何より幸せだったことに気付かされた。命をどう守るか考え続けたい」と述べた。
 集いの最後に、参加者は「みんなのこと忘れないよ」「見守っていて」などと書いた風船を一斉に放ち、犠牲者を追悼した。


2017年03月12日日曜日


先頭に戻る