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<震災6年>双葉の地で再び「じゃんがら」

じゃんがら念仏踊りを披露する保存会のメンバー=11日午後0時20分ごろ、福島県双葉町中浜

 東京電力福島第1原発事故による全町避難が続く福島県双葉町で11日、郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」が東日本大震災後初めて町内で披露された。強い浜風が吹く中、かねや太鼓を打ち鳴らして力強く舞い、震災の犠牲者を慰霊した。
 踊ったのは、同町山田地区の住民でつくる「山田芸能保存会」の7人。県内外の避難先から集まった。放射線量が低く町内で唯一、避難指示解除準備区域となっている町北部の海岸で踊った。
 保存会代表の菊地安さん(65)は「震災後、地元の人たちの供養のため、双葉で踊りたい気持ちがずっとあった。ようやく実現できてうれしい」と語った。
 山田地区のじゃんがら念仏踊りは江戸時代末期に始まったとされ、震災前は地区内の新盆の家庭を回って供養していた。


2017年03月12日日曜日


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