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<震災6年>一人でも多く家族の元へ

懸命に手掛かりを捜す警察官ら=2017年3月11日午前10時30分ごろ、福島県浪江町請戸地区

 福島県警は11日、浪江町など県沿岸部の14カ所で、東日本大震災の行方不明者の特別捜索を実施した。警察官ら約400人が手掛かりを捜した。
 浪江町請戸地区の捜索には、県警や双葉広域消防本部などから約60人が参加した。東北大の関係者がレーダーや金属探知機を使って反応のある場所を確認。警察官らがレーキやスコップで丁寧に掘った。
 浪江町出身の警視庁巡査長鈴木弘さん(29)は4月から福島県警に永久出向する。「捜索場所は浪江東中の野球部時代によく走った。同級生を思い浮かべながら捜索に当たった。春からは地元のために一層頑張りたい」と話した。
 視察した松本裕之県警本部長は「一人でも多く家族の元に返したいとの思いで捜索を続けている。今後も復興を治安面で下支えしたい」と語った。
 県警によると、県内の震災の行方不明者は10日現在で196人。


2017年03月12日日曜日


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