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<大崎蕪栗沼>生態系保全へ 野焼き

冬枯れの草を燃やしていく参加者

 大崎市田尻のラムサール条約登録湿地、蕪栗沼で12日、陸地化を防いで湿地の生態系を維持するための野焼きが行われた。
 市職員や地元消防団、湿地の環境保全に取り組むNPO法人メンバーら約40人が参加。湿地北側の3カ所で火を付け、約10ヘクタールにわたり、枯れたヨシなどを焼いていった。
 枯れ草が堆積すると陸地化が進み、外来植物をはじめとする陸地性植物が生えて沼の生態系を損なう原因になるという。大規模な野焼きは2007年に開始。東日本大震災後の中断を経て、15年に再開した。
 市によると、野焼きの効果でノウルシやチョウジソウ、マイヅルテンナンショウなど珍しい野草が沼周辺で見られるようになってきている。
 市の担当者は「今後も、環境への影響などを見ながら継続していきたい」と話している。


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2017年03月14日火曜日


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