岩手のニュース

<首相>岩手被災地視察「津波の怖さ再認識」

震災遺構「たろう観光ホテル」(奥)の視察後に住民との記念撮影に応じる安倍首相=宮古市田老

 安倍晋三首相は12日、東日本大震災と昨年8月の台風10号豪雨で被災した宮古市と岩手県岩泉町を視察し、「東北の復興なくして日本の再生なしが安倍政権の基本方針だ。できることは全て行い復興を進める」と記者団に述べた。
 首相は宮古一中の卒業式に出席。式辞で「被災地は復興に向け確実に進んでいる。皆さんの希望が東北の復興、日本の発展につながると確信する」と語り、卒業生代表に「希望」と記した色紙を手渡した。
 宮古市田老の震災遺構「たろう観光ホテル」を視察。当時経営していた松本勇毅さん(60)から説明を受け、6階から撮影された津波の映像を見た。「津波のすさまじさ、恐ろしさを再認識した。風化させないよう教訓を生かした防災につなげる」と強調した。
 岩泉町では台風10号豪雨の浸水被害で閉鎖し、19日に営業を再開する鍾乳洞「龍泉洞」の内部に入った。特産品のミネラルウオーターなどを味わい「東北全体の活力につなげるため、たくさんの人に岩泉を訪れてほしい」と話した。
 視察後、東京電力福島第1原発事故による福島県の帰還困難区域に関し「年月がかかっても全ての区域の避難指示を解除する方針で取り組む」と決意を示した。


2017年03月13日月曜日


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