岩手のニュース

<震災6年>祈り天まで届け たこ2000枚舞う

連だこを高々と揚げる子どもたち=12日午後3時10分ごろ、陸前高田市
みんなで進んでいきましょう。メッセージが書かれたたこ

 東日本大震災の犠牲者を悼み、復興を祈願するたこ揚げが12日、岩手県陸前高田市沿岸部で繰り広げられた。参加者は天高く連なるたこに、それぞれの思いを乗せた。
 市民やボランティアら約100人が集まった。関連死も含めた大船渡、陸前高田両市の死者数を踏まえ、2000枚を超える白いたこが、60〜100枚に1列に連なり、風になびいた。「みんなの笑顔届きますように」「ゆっくりでいいから前に進もう」といったメッセージ入りもあった。
 家族で訪れた滝沢市の主婦(46)は、陸前高田市で暮らした義父母を亡くした。震災当時1歳1カ月の次男、小学1年生の長男が無事小中学校に入学したことを伝え「家族を見守っていてほしい」と願った。
 たこ揚げは、地元有志でつくる「気仙天旗仙風会」が震災を後世に伝えようと主催し、今年で5回目。


2017年03月13日月曜日


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