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<WBA>4階級制覇の藤岡「ほっとした」

世界4階級制覇を達成した藤岡

 男女を通じて初めて日本選手でボクシングの世界4階級制覇を成し遂げた藤岡奈穂子は「4階級がなければ、目標の5階級制覇にも届かないので、ほっとしている」と感想を語った。主なやりとりは次の通り。

 ―リングに向かう時の心境は。
 「満員のお客さんを見て、テンションが上がった。自分の応援団がたくさんいてうれしかった」

 ―相手とは体格差があった。
 「今までも背の高い選手と戦ったことがあるので、苦手ではなかった。ただ、相手のパンチが硬い。大振りでも間違ってもらったら効いてしまうので、気を付けた」

 ―2回にダウンを奪った。
 「ダウンが取れたのは収穫。いけるかなと思ったが、相手が打たれ強かった。気迫を感じた。もっとスカッと決めたかったが、(最終回までもつれ)すみませんでした」

 ―打ち合いになった。
 「相手がボディーを嫌がっていたので、そこを狙おうと攻めた。序盤はリズムが取りにくかったが、2回、3回あたりから距離がつかめるようになった」

 ―41歳を感じさせない試合だった。
 「自分でも年齢は感じていない。最近になってようやく体の使い方が分かってきた気がする。試合中にセコンドの声もよく聞こえる」

 ―4階級制覇は日本人初の快挙になる。
 「女子だから取りやすいと思われるのは嫌だ。これからも質の高い試合をする」

 ―次に向けての目標は。
 「防衛戦なのか、新しいタイトルなのか決まっていないが、楽な試合はないと思う。すぐに練習して鍛えたい。早く(次のタイトルを)取らないと、他の選手に抜かれてしまう」

 ―東日本大震災の発生から6年が過ぎ、被災地に向けての思いは。
 「いい報告ができた。震災の話題が多い中、明るいニュースを届けられた」


2017年03月14日火曜日


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