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<台風10号>岩泉河川改修 住民と県で連絡協

岩手県の担当者と現地視察する協議会メンバー

 昨年の台風10号豪雨で氾濫した岩手県岩泉町の安家(あっか)川で計画する改修工事について、県は13日、町や専門家、地域住民と防災体制や自然環境の保全を協議する安家川河川整備連絡協議会を設立した。
 岩手大の松林由里子助教(水工学)を会長に、町の担当者、町消防団長ら委員10人で構成。同町安家の安家生活改善センターで同日、初会合を開いた。
 委員からは「消防のポンプ車が川の水を使えるよう車道を整備してほしい」「貴重な生態系を守るため川底の掘削を極力控えてほしい」といった意見が出た。工事予定地も視察した。
 安家川は、家屋の浸水被害があった安家地区中心部の2.7キロで、川幅を現在の20〜30メートルから約50メートルに広げる。川底の掘削や堤防の建設を行い、台風10号豪雨と同程度の大雨に対応できるようにする。事業費は67億3000万円。2017年度中に着工し、19年度の完成を目指す。
 県岩泉土木センターの冬川修所長は「委員からの意見を参考にして、安心安全はもちろん、地域住民に親しまれる川づくりをしたい」と話した。
 県は27日に詳細設計の住民説明会を開く。


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2017年03月14日火曜日


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