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<原発事故>6年ぶり「母校」で卒業式

式の後、本校舎前で記念撮影する卒業生ら

 南相馬市小高区の小高中で13日、卒業式が行われた。東京電力福島第1原発事故の影響で仮設校舎での授業を強いられているが、「思い出づくりに」と6年ぶりに式典会場を本校舎体育館に設定した。卒業生は校舎前で記念撮影するなど、中学最後の一日を「母校」で過ごした。
 卒業生は36人。式辞で荒木清隆校長は「原発事故後、多くの卒業生が懸命にたすきをつないでくれた。皆さんも誇り高く人生を歩んでほしい」と述べた。
 小高中は南相馬市鹿島区に仮設校舎を置いてきたが、新年度から本校舎で再開する。3年の海老沢七虹さん(15)は「入学してからの思い出は仮設校舎に詰まっていても、きょうは『ここが母校』と思えた」と笑顔を見せた。


2017年03月14日火曜日


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