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ノリ良しうま味良し石巻 観光資源発掘ツアー

のりうどんを食べるツアー参加者ら=東松島市矢本の「ちゃんこ萩乃井」

 東日本大震災で被災した宮城県石巻地方の観光資源を発掘し、交流人口拡大を目指すツアーが14日、1泊2日の日程で始まった。復興庁宮城復興局が取り組む「東北インバウンド・コラボレーション相談会」の一環。
 東京都や仙台市などを拠点とする大手旅行会社の関係者や地域づくりアドバイザーら計約20人が石巻地方を巡り、外国人観光客の受け入れなどについて意見を交わす。
 一行は東松島市大曲浜ののり加工場で、生ノリを木枠に流し込む作業などのり作りを体験。同市矢本の飲食店では、大曲浜産のノリの粉を麺に練り込んだ「のりうどん」を堪能した。地元のノリ漁師相沢太さん(37)は「磯の風味が感じられ、海に行った気分になるのりを作りたい。国内外の多くの人に味わってほしい」と訴えた。
 石巻市魚町の水産仲卸業ダイスイでは、大森圭取締役(39)が魚のうま味を保つ「神経締め」を披露し「消費者が生産現場を知ることは大切」と語った。
 旅行会社東武トップツアーズ(東京)で地域創生分野などを担う高橋一泰さん(48)は「石巻地方の素材の良さを生かし、市場に流通させる手伝いができればいい」と話す。
 一行は15日、宮城県女川町を回り、ワークショップを行う予定。


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2017年03月15日水曜日


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