宮城のニュース

<不明者捜索>海底の手掛かり 家族に

行方不明者の家族が見守る中、捜索する潜水士ら=14日、女川町

 宮城海上保安部は14日、宮城県女川町の女川港付近で、東日本大震災の行方不明者を捜索した。
 七十七銀行女川支店で働いていた成田絵美さん=当時(26)=の家族らの依頼を受けて、潜水士7人が捜索に当たった。絵美さんの母、博美さん(57)から花束を託された潜水士は海上に花を手向けた後、水温約6度の冷たい海で海底に沈む車や小型船の中を約40分間探索した。
 捜索を行った藤田伸樹潜水班長(42)は「海の捜索は海保潜水士の使命。手掛かりを捜す家族の気持ちに寄り添いたい」と語る。現場で見守った博美さんは「周りは七回忌を迎えたが、私は娘が帰ってくるまで諦められない。かけらでもいいから家に連れて帰りたい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年03月15日水曜日


先頭に戻る