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<楽天>惨敗 収穫少なく監督嘆き節

広島戦で5回6失点と、先発候補として不安を残した東北楽天・辛島

 惨敗は先発枠を争う辛島航の炎上に始まった。「左腕は枚数が足りないから先発陣に入れるとかいう状況ではない。代わりに右投手を入れることを考えないと」。温厚な梨田昌孝監督も厳しい口ぶりだった。
 「全然駄目だった」。辛島は得意とする緩急を付けた投球ができなかった。試合前のブルペンでは好調だったというが、不慣れな球場のマウンドに対応し切れず5回6失点。打者に快音を連発されて「試合中に修正ができなかった」とうなだれた。「打者が嫌がるボールがなかったし、バットの芯で打たれた当たりが多かった」。梨田監督は結果以上に内容の悪さを嘆いた。
 打線も合計4安打2得点とリズムに乗れないまま。1−7の八回、中川大志のソロで盛り上がった反撃ムードもすぐにしぼんだ。直後の九回、中川が平凡な三塁ゴロをトンネルして新人菅原秀(大体大)の足を引っ張った。九回の2失点が打線を再度沈ませて、続く攻撃も三者凡退。梨田監督は「普通は一発が出ると調子づく。中川のトンネルは許せない」とおかんむりだった。
 オープン戦とはいえ、この敗戦で1勝6敗1分け。12球団最下位も当然と思えるほど、収穫の少ない試合だった。(金野正之)


2017年03月15日水曜日


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