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<ロッテ>平沢 遊撃奪取へ奮闘

7日の東北楽天戦で遊撃守備をこなすロッテ・平沢

 ロッテの平沢大河内野手が今季、遊撃の定位置獲得を目指し奮闘している。昨季は遊撃でパ・リーグのベストナインに輝いた鈴木が二塁に転向し、遊撃が空席になっている。千載一遇の好機を巡る争いは大卒3年目中村の後塵(こうじん)を拝しているが、「高卒2年目。1軍の定位置争いをさせてもらっているだけで幸運。チャンスがある限り頑張る」と巻き返しを期している。

 ドラフト1位で入った昨季、開幕1軍入りを逃し、23試合で打率1割4分9厘とプロのレベルの高さを痛感させられた。今季はキャンプ中の対外試合で本塁打や三塁打を放つなど好調ぶりが目立った。だがオープン戦は、先発6試合で打率2割2分7厘の中村に対し、先発1試合で打率1割8分2厘と劣勢だ。
 7日の東北楽天戦(倉敷)では終盤、遊撃の守備から出場し無難な動きを見せたが、無安打だった。「周り(の成績)より、まず自分が結果を残さなくてはいけない。とにかく打ってアピールしたい」
 2015年夏の甲子園で準優勝に輝いた仙台育英高時代の恩師、佐々木順一朗監督に昨オフ言われた「もっと物事を上から見ろ」という言葉を胸に刻む。「分からないことだらけの1年目は、なかなか物事に堂々と対処できなかった。今年は少しずつでも佐々木監督の言うようにしたい」。プロの舞台でも、打席に立っただけで相手投手を圧倒した高校時代のような存在感を示したいと思い描く。
 過去2季連続で100試合以上に出場した中村は手ごわいライバル。それでもチームの将来を背負う新たな看板選手として、平沢の台頭を願う空気はチームにある。平沢自身にも、資格が残っている今季の新人王という目標がある。「新人王に向けても、可能性がある限り頑張る」と先を見据える。(金野正之)


2017年03月15日水曜日


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