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被災住民が育てた苗木提供 園児が植樹へ

岩沼育ちの苗木と記念撮影する園児ら

 東日本大震災で被災した宮城県岩沼市沿岸部の住民がプレハブ仮設住宅や集団移転先で育ててきた樹木が、仙台市青葉区の宮城学院女子大付属認定こども園「森のこども園」(園児148人)の卒園児による記念植樹用として提供されることになり、14日、同園で植樹式が行われた。
 育樹を担った岩沼市玉浦西地区の住民や卒園児ら約60人が出席。学校法人宮城学院の宮城光信理事長ら園関係者がクヌギやコナラ、シラカシなどの苗木を植えた。雨天のため卒園児の植樹は22日に延期された。
 苗木は約120本。玉浦西まちづくり住民協議会のメンバーらが2011年、荒れ果てた被災地を緑でいっぱいにしようとドングリを拾い集め、育ててきた。今回の卒園児の「同い年」の苗木となることもあり、宮城学院理事で、まちづくりを支援してきた石川幹子中央大教授を介して提供が決まった。
 同協議会の小林喜美雄副会長は「子どもたちが大きくなった時、自分が植えた木だと思ってくれればうれしい」と話した。
 同協議会は園庭の芝生張りなど、16年11月の開園前から森のこども園に関わっている。


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2017年03月16日木曜日


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