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<学校貸出サービス>仙台育英高で利用開始

生徒から要望のあった図書資料を集める浅川さん(左)=仙台市青葉区の仙台市民図書館

 仙台育英高は、同校の生徒と教職員を対象に、仙台市図書館の図書資料を学校を通じて借りるサービスを始めた。図書館に行かずに資料を手にすることができ、書名が分からない場合は学校司書が資料を探す。1月からの一部生徒を対象にした試行期間を経て、新年度からは対象を全生徒、教職員に拡大する。

 同校は、各教科で生徒が自ら課題を見つけ、図書資料などを使って解決策を探る「探究型」の学習を進めている。学校図書館は資料収集に限りがあるため、選択の幅を広げようと、仙台市図書館の「学校貸出サービス」の活用を始めた。
 サービスの利用者は、希望の図書資料を学校図書館に申し込む。学校司書は月1回図書館に出向いて資料を借り受けたり、生徒が知りたい情報が盛り込まれた資料を探し出したりして学校に持ち帰り、生徒や教職員に貸し出す。
 同サービスは小中学校の利用はあるが、高校の利用は仙台育英が初めて。1月からモデル校として宮城野区の宮城野校舎に通う特別進学コースの1年生を対象に行った試行サービスでは、1月は16人24冊、2月は17人26冊の実績があった。
 4月からは宮城野校舎と多賀城市の多賀城校舎に通う全生徒、全教職員に対象を拡大する。同校図書館司書の浅川藍さんは「司書や公共図書館の活用を通じて、知識の幅を広げてほしい」と話している。


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2017年03月16日木曜日


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