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<ジャンプアップ相談室>小柄でも面を決めたい

イラスト・東海林伸吾

 【Q】小学5年の息子は小柄で身長130センチ。小学1年で始めた剣道ですが、試合では背の高い選手にすぐ面を打ち込まれてしまいます。息子は面を打っても外れ、胴、小手もなかなか決まることはなく、負け癖すら感じます。春には最上級生。この1年でどうにか勝利を味わわせてあげたいのですが、体格にかかわらず、これは必須という稽古法があるのなら教えてください。(仙台市・三四郎の母・50歳)

◎動作を工夫し練習を

 【A】剣道を小学校から始められ、今も続けられていることにうれしく思います。お子さんの打つ動作を見ていないので確かなことは言えませんが、身長差のある場合を考えて回答します。
 私は身長が高い方ですが、かえって小柄な動きのある選手を苦手にしています。相手が身長差をはね返す、俊敏な動きから繰り出す技を持っているからです。それは、何も変わった練習ではなく、普段の練習を積み重ねて身に付けているのです。休まず、諦めず、単調な動作を繰り返し練習していくことが、上達の近道です。
 では、一つだけ参考にしてください。
 面打ちの動作(攻め↓竹刀の振り上げ↓打突)の時、こちらが攻めて相手が面を打ってくるところで、振り上げる要領で相手の竹刀をすり上げるようにしてから面を打つことです。つまり、相手を前に出させておき、そこを素早く打つことです。いつも練習している面打ち動作を少し工夫してみてください。
 試合に勝ちたいために、無理に当てる動作を覚えると、かえって上達を妨げる場合が多いです。今後も先生の教えに従って稽古を頑張ってください。(仙台大現代武道学科長・斎藤浩二教授)


2017年03月16日木曜日


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