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<郡山乳児殺害>逮捕の母親「育児に疲れた」

事件現場とみられる容疑者の実家の調べに入る捜査員=16日午後4時40分ごろ、福島県川内村

 生後19日の乳児を殺害したとして、福島県警双葉署は16日、殺人の疑いで、郡山市並木1丁目、母親の店員大久陽子容疑者(31)を逮捕した。
 逮捕容疑は15日午前3時ごろ、同県川内村の大久容疑者の実家で、長女の空ちゃんを殺害した疑い。県警などによると、「私がやった」と容疑を認め、「育児に疲れた」という趣旨の供述をしている。
 空ちゃんは窒息死とみられ、容疑者が口を手でふさいだ可能性がある。双葉署は当時の詳しい状況や動機などを調べている。
 県警によると、15日午前3時25分ごろ、容疑者の父親が「娘が孫の様子がおかしいと言っている」などと119番した。消防が実家に到着した時、空ちゃんは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認され、病院が双葉署に通報した。
 容疑者は郡山市内の集合住宅で夫、空ちゃんと3人暮らし。同じ集合住宅に住む女性は取材に「ご主人とあいさつを交わした際、『(子どもが)生まれたんです』と話していた。最近まで赤ちゃんの泣き声がよく聞こえてきていた」などと話した。
 川内村の容疑者の実家近くに住む無職佐久間健一さん(70)は「(容疑者と両親ら一家は)東京電力福島第1原発事故後、郡山市に一時避難していた。家族も本人も静かで穏やか。事件を起こすなんて到底考えられない」と驚いた様子だった。


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2017年03月17日金曜日


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