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勇気くれた歌 後世に 皇后陛下御歌碑完成

皇后さまが詠まれた歌を刻んだ石碑(中央)

 東日本大震災で被害を受けた女川町に皇后さまが寄せられた歌を刻んだ石碑の除幕式が17日、女川駅前で行われた。関係者らは「町民を勇気付けた歌を後世に残していきたい」と完成を喜んだ。
 官民による実行委員会が御歌碑と行幸啓記念碑、説明板の計3基を建立。御歌碑には、皇后さまが2015年3月のJR石巻線全線再開に寄せて詠んだ<春風も沿ひて走らむこの朝女川(あしたをながわ)駅を始発車いでぬ>の歌を刻んだ。
 高さが140センチ、幅は80センチで、皇后さまの姿をイメージした白御影石を使用した。企業や団体、県内外の有志から寄せられた約1100万円のうち約820万を整備に使い、残額は維持管理費などに充てる。
 天皇、皇后両陛下が昨年3月に復興状況の視察に訪れて丸1年がたつのに合わせて除幕した。関係者ら約150人が出席した除幕式で、実行委員長の須田善明町長は「(震災の)悲しみを携えながら歩んできた町民に温かいお言葉をいただいたことを後世に伝えていきたい」と話した。


2017年03月18日土曜日


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