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<卒業式>少子化で閉校 感謝を忘れない

最後の卒業式で在校生と共に校歌を歌う6年生=気仙沼市馬籠小

 少子化の影響から3月末に閉校される気仙沼市馬籠小(児童29人)で17日、最後の卒業式があった。在校生や保護者、地域住民ら約70人に見守られ、9人が慣れ親しんだ校舎を後にした。
 多田陽校長が卒業証書を手渡し、「最後の1年の重圧をはねのけ、学校行事で後輩の手本となる姿を見せてくれた。感謝と謙虚さを忘れず自分の世界を広げてほしい」と励ました。東日本大震災が起きた2011年入学の9人は「かけがえのない6年を胸に刻んで前に進みたい」と誓った。式では全校児童で「旅立ちの日に」や校歌を清らかに歌い上げた。
 上野瑞稀君(12)は「最後の卒業式は悲しいけれど中学校も楽しみ。サッカー部でチームの役に立つ選手になりたい」と話した。
 馬籠小は同市本吉町の内陸部に位置し、1873年開校。4月に約6キロ離れた津谷小と統合し、144年の歴史に幕を下ろす。今月19日に閉校式がある。


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2017年03月18日土曜日


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