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<最後の卒業式>閉校 巣立ち 別れの涙

校歌を歌う東六郷小最後の卒業生=18日午前11時5分ごろ、仙台市若林区の六郷中

 東日本大震災の津波で被災し、今月末に閉校する仙台市若林区の東六郷小(児童8人)の卒業式が18日、児童が仮校舎として学ぶ六郷中であった。卒業生5人が恩師や在校生に見送られ、学びやを巣立った。
 震災直後の4月に六郷中で入学式を迎え、小学校生活を過ごしてきた5人。将来の抱負を述べ、鈴木一彦校長から一人一人、卒業証書を受け取った。若生哉依(かい)君(12)は「プロ野球選手になって走塁王を目指し、支援してくれた人に恩返しができるよう活躍したい」と語った。
 鈴木校長は「未来への扉を開くのは皆さん自身だ。ここで身に付けたたくましい体、豊かな心、感謝の気持ちを持って、希望あふれる中学校生活を送ってほしい」とはなむけの言葉を贈った。
 東六郷小は1957年に六郷小種次分校から独立し開校した。震災の津波で校舎1階が浸水、児童が減少したため、4月に六郷小と統合する。25日に閉校式を行い、60年の歴史に幕を下ろす。


2017年03月18日土曜日


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