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<盛岡で未来塾>人材育成と確保急務

復興を巡る課題への理解を深めた未来塾

 東日本大震災からの岩手県の復興や沿岸被災地の振興を考える「いわて復興未来塾」が18日、盛岡市のホテルであった。
 復興庁の復興推進委員会委員長を務める伊藤元重氏が基調講演。避難長期化に伴う被災者のケアや外国人観光客誘致による観光振興などを課題に挙げ、「復興において一つでも多くの成功事例をつくり全国に発信することが、将来の日本に向けた重要なメッセージになる」と語った。
 人材確保などをテーマにパネル討論もあった。鎌田水産(大船渡市)の鎌田仁社長は「作業員を募集してもなかなか来ない。外国人実習生に頼らざるを得ない」と現状を説明。平野公三大槌町長は「震災からの6年間は人材確保に奔走した。いくら立派な計画を立てても人がいないと実施できない」と強調した。
 岩手大の菅原悦子理事・副学長は「地域創生を先導する人材は大学だけでなく、産学官が連携して育てる必要がある」と語った。
 未来塾は県や県内大学、民間企業でつくるいわて未来づくり機構の主催。約130人が参加した。


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2017年03月19日日曜日


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