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<ゴールドマン・サックス>音楽やダンスを通じ交流

 CSR(企業の社会的責任)活動の積極展開は、欧米を中心に世界企業の常識になっている。その流れで、東日本大震災では海外の企業から多くの支援が寄せられ、震災7年目の今も続く。CSRの最前線に立つ外資系企業の取り組みと狙いを追った。(「被災地と企業」取材班)

◎トモノミクス 外資系CSR最前線[4]

 米投資銀行大手ゴールドマン・サックスは震災直後、米英の国際NGOへ5億円の寄付を決めた。被災者の心のケアや緊急医療支援への活用が目的。
 岩手、宮城、福島の被災3県の小中学校で活動する米国のNPOヤングアメリカンズを支援、音楽やダンスを通じた交流を支える。
 東京オフィスの社員は被災児童向け学用品の仕分けや被災校の清掃などに携わった。社会貢献担当者は「どのような支援ができるか、被災3県の状況に合わせて考える」と話す。
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 企業の社会的責任(CSR)。21世紀、世界の企業に浸透し始めた概念だ。東日本大震災後、東北の被災地には無数の企業が足を踏み入れ、試行錯誤を重ねた。艱難(かんなん)の地へ、生活の糧を、癒やしを、希望を。企業を突き動かした衝動は何だったのだろう。あれから間もなく6年。CSRを足掛かりに、あの日に返って経済社会を展望する。見えてくる明日を、私たちは「トモノミクス」と呼ぶ。


2017年03月19日日曜日


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