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東北の伝統芸能 映像とアートで体感

映像作品「BAKERU『早乙女』」を体を動かして楽しむ子どもたち

 東北の伝統芸能や祭りをモチーフにした映像作品を体験型で楽しむアート展「ハレとケ展」が仙台市青葉区のせんだいメディアテーク6階で開かれている。現実と空想を行き来する不思議な世界を体感できる。22日まで。
 「BAKERU」は、なまはげなど4種類の東北の伝統芸能をモチーフにした体験型の映像インスタレーション(空間表現)作品。入場時に渡された面を着けて鑑賞すると、自分のシルエットが映し出され、人の動きとアニメーションが連動する。
 「なまはげ」は現れた雪玉を投げることができ、「早乙女」は動きに反応して雨が降り稲穂が育つ。「鹿踊(ししおどり)」は装飾具「ささら」を振ると魚が釣れ、「加勢鳥(かせどり)」はジャンプに合わせてわらが落ちて木々が育っていく。
 BAKERUのほかにも、人の影に反応して雨粒をはじく「Light Rain」や、工場から生まれた風船に触れると飛んでいく「工場と遊園地」も展示されている。いずれの作品も子どもから大人まで楽しむことができる。
 アート展は、仙台市で創業し、映像デザインを手掛ける「WOW(ワウ)」(東京)が主催。WOWの工藤薫エグゼクティブ・ディレクターは「継承の危機にある郷土の伝統芸能を見直し、価値を知るきっかけになるといい」と話す。
 午前10時〜午後7時(最終日の22日は午後5時まで)。入場料は一般800円、小中高生500円、幼稚園以下は無料。


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2017年03月21日火曜日


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