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津波で半壊 気仙沼信金本店が新築営業

開店直後から利用客でにぎわった気仙沼信用金庫本店

 東日本大震災の津波で大規模半壊した気仙沼信用金庫本店が宮城県気仙沼市八日町2丁目の旧本店敷地内に新築され、営業開始に合わせた式典が21日あった。
 新本店は鉄骨一部鉄筋コンクリート5階、延べ床面積1508平方メートル。1階の本店と2階以上の本部に約50人が勤務する。事業費は約8億円で、国のグループ化補助金を活用した。
 約4メートルの津波が押し寄せた教訓から、1階は窓を減らしてコンクリートで覆い、市内初の全自動貸金庫には防水対策を施した。2階に5トンの貯水タンク、屋上に非常用発電機を設置。給湯設備は1〜3階が市ガス、残りの階はオール電化とリスクを分散した。
 同信金は震災で当時あった12店のうち10店が全半壊した。現在は8店が営業し、2017年度中に市内の鹿折支店を再建させる。
 式典には市幹部や信金関係者ら約50人が出席し、再建を祝った。菅原務理事長は「地域とともに歩み、経済活性化に尽くしたい。円滑な資金提供で復興の役割も積極的に果たしていく」と述べた。


2017年03月22日水曜日


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