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<公示地価>東北6県の上位地点

●青森 25年連続で商業地下落
 住宅地はマイナス1.2%で17年連続、商業地は同1.4%で25年連続の下落となった。ともに下落率は縮小した。住宅地では172の継続調査地点のうち、青森市の1地点と弘前市の2地点が3年連続で上昇した。市部を中心に33地点が横ばいだった。商業地で上昇地点はなく、青森、弘前など市部の14地点が横ばいとなった。

●岩手 盛岡宅地の上昇幅拡大
 住宅地がマイナス0.4%で16年連続、商業地がマイナス1.8%で24年連続の下落となった。下落幅はともにほぼ横ばい。住宅地は内陸25地点と沿岸3地点で上昇。大型店の立地や区画整理が進む盛岡市や紫波町で上昇幅が拡大した。商業地は沿岸部で移転需要が落ち着いたことなどが影響し、4年ぶりに上昇地点がゼロだった。

●宮城 全用途5年連続の上昇
 全用途の平均変動率はプラス3.0%で、上昇は5年連続となった。仙台市が5.3%、同市の周辺市町村も1.7%それぞれ上昇したが、他市町村は0.4%下落した。仙台市は住宅地が4.0%上昇し、全国の上昇率上位10地点に市内7地点が入った。市地下鉄東西線沿線で活発な住宅需要が続く。同市の商業地はプラス9.0%だった。

●秋田 下落率が全国ワースト
 平均変動率は住宅地がマイナス2.7%で17年連続、商業地はマイナス3.2%で25年連続で下落した。下落幅は縮小したものの、下落率は4年連続で全国最大だった。秋田市の住宅地2地点では若い世代を中心に需要があり、15年ぶりに価格が上昇した。全体的に底値感が広がり、住宅地、商業地ともに変動率が横ばいとなる地点が増えた。

●山形 住宅地プラス山形のみ
 平均変動率は住宅地がマイナス0.5%で16年連続、商業地はマイナス1.4%で24年連続の下落となった。下落幅はともに7年連続で縮小。住宅地は調査対象30市町のうち山形市だけが上昇した。変動率は1.7%で2年連続のプラス。商業地で上昇したのは山形、東根両市の計4地点のみ。調査対象の全27市町で前年の変動率を下回った。

●福島 いわきの上昇率は鈍化
 全用途平均が1.8%上昇、住宅地の上昇率は2.1%で、ともに4年連続のプラスだった。東京電力福島第1原発事故に伴う被災者の移転需要や復興需要はピークを越え、いわき市の上昇率鈍化が目立った。商業地の上昇率は0.8%。主要都市を中心に緩やかな上昇が続き、再開発が進むJR福島駅付近には6.1%の上昇地点があった。


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2017年03月22日水曜日


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